就活生の生き残りをかけたディスカッション ◆六人の嘘つきな大学生 ☆浅倉秋成
~~~ あらすじ ~~~
ネット業界で急成長中の会社に最終選考に残った6人。
面接官は最後は1か月後に行うグループディスカッションで受かる人を決めますと言う。
6人は帰り際に喫茶店で、どんな内容が話になるか対策をしようと決める。
週に1.2回ペースでみんなで話をするとみんな能力のある人ばかりで、全員合格を目指そうと和気あいあいしていると、ある日の帰り際に企業からメールが一通届く。
「情勢が変わり、受かる人は1名で、だれが一番会社に入るべきかを皆さんで話あって下さい。」
今まで最高と思っていた中で、だれが一番残るべきか、自分が残るためにはどうすればいいか。
グループディスカッションは始まった。。。
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~~~ 感想 ~~~
就活の大変さ、今その場にいる人の見せている場面はほんの1場面で、いい人と思っていてもどんな闇があるのかわからないと考えさせられるお話だった。
就活はいかに相手に自分が素晴らしい人間かのアピール合戦なので、どうしても一部分のみに目がいってしまう。
その人の違う場面を見ると裏切られたと思うのは凄い良くわかると思った。
しかし、その違う場面すらもその人の一部分であると考えること、なぜそのような行動・考えをしたのかを考えることが大切だと思いました。
ストーリーも次は誰に何が起こるんだろうとワクワクしながら見ることができるので、おすすめです。
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