人類最後の1か月の生活について ◆滅びの前のシャングリラ ☆凪良ゆう
~~~ あらすじ ~~~
江那友樹、17歳、クラスメートを殺した。
死んでも悲しくはないが、まさか自分が殺すとはなんて未来だ。
小学校から太め男子でいじめられっ子だった。
ある日クラスのマドンナが泣いているところを見かけ、お菓子をあげる。
話を聞くと東京に行きたいというので、僕も一緒に行くよととっさに声をかける。
結局その日はそのまま解散してしまったが、翌日学校でマドンナに声をかけるが、無視をされる。
これが僕の初恋であった。
そして高校生になっても僕はうだつがあがらず、パシリみたいなことをしていた。
しかし、1か月後に地球に隕石が落ちてきて、人類は滅亡します。
テレビで発表された話から日常が変わっていく。
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~~~ 感想 ~~~
人類の最後が分かった時にどうなるかを描いていて、
マドンナのために僕ができる事をする。
そんな友樹はかっこよかった。
4つの章に分かれていて、登場人物のそれぞれの目線で描きつつ、少しづつ最後の日に向けて時間が流れています。
人それぞれで浮き沈みがあるけれど、人生の最後の日には納得のいく最後を迎えていきたいなと思った。
~~~その他~~~
凪良さんはわたしの美しい庭、流浪の月を見たけどどちらも面白かった。
流浪の月は映画はずどーんと重くなったけど、凄い考えさせられる作品だったので、機会があれば読んで見てください。
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